あなたはもうマイナンバーカードを取得しましたか?
マイナンバーカードは平成28年1月から交付が開始されているそうですが、5年経った今もなかなか普及されていない印象を受けるのは私だけでしょうか?
調べてみると、2022年6月1日時点の交付率は44.7%ということで、約2人に1人は持っているかどうかといった所。

僕の周りでは持っている人はかなりの少数派だよ。

ネット界隈の「お得に敏感な方々」は取得済みの方が多いなぁと感じます。
私も今まではお得な情報は耳にしつつも、マイナンバーカードにあまり魅力を感じておらず(むしろリスクが増えるし…)持っていませんでした。
しかし今回、いろいろと思う所があり今回申請・取得してみたので、私が実際に「マイナンバーカードの発行手続きした流れとカードを手にするまで」をまとめてみたいと思います。
- マイナンバーカードに興味がある人
- マイナンバーカードと通知カード(個人番号通知書)の違いを知りたい人
- これからマイナンバーカードを取得しようとしている人
マイナンバーカードを取得しようとした理由
そもそも、5年も経つのにどうしてマイナンバーカードの交付率は上がらないのでしょうか?
理由を調べてみると、納得のできる理由が並んでいました。
- 運転免許証があるので必要性を感じない
- 銀行口座などの個人情報の紐付けがいや

じゃあママはどうして申請しようと思ったの?

2つ理由があるよ!
説明していくね。
1.通知カードがボロボロになってきたから
通知カードとは?

こんな感じの緑のカードですね!
2018年位に手元に届いているはずです。
ちなみに「通知カード」は、令和2年5月25日から「個人番号通知書」に変わりました。

知らなかった……。
マイナンバー「カード」と「カード」繋がりで分かりにくかったのかな?
分かりにくいのでこの記事では引き続き「通知カード」で統一していくよ。
私の場合ですが、結婚する前に通知カードが届いたので氏名が旧姓のままでした。
また通知カードが届いてから引っ越しをしたので氏名と住所のどちらも修正されています。

裏面のスペースに小さく訂正されてるんだけど、とっても見にくかったんですよね。
さらにぺらっぺらの薄い紙なので届いてから5年経った今、ボロボロになってきました。
もともと政府は一時のみのつもりでこのカードを国民に配っているので貧弱なのは仕方がないですね。

最初から「通知カード」じゃなくて「マイナンバーカード」を配ってくれれば良かったのにね。
2.通知カードの再発行ができなくなったから
マイナンバーを確認したりどこかに提出するだけなら通知カードで充分なんです。
ですが今後は通知カードの新規発行や再発行ができなくなったんです!
※「通知カード」は、令和2年5月25日以降は、新規発行や再交付は行いませんが、カードの申請はそのままで引き続き可能です。
5月25日以降、氏名、住所等の記載事項の変更がある方は、マイナンバーカード又はマイナンバーが記載された住民票の写し若しくは住民票記載事項証明書でマイナンバーの証明が可能です。
地方公共団体情報システム機構HP(https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/)より引用
ということは今後は、
- マイナンバーカード
- マイナンバーが記載された住民票の写し
- 住民票記載事項証明書リスト
以上のどれかを
マイナンバーの証明書として役所で発行してもらう必要がある
ということ!
いざその状況になった時にどれを発行してもらうかなぁと考えた時に、私なら保管のしやすい「マイナンバーカード」だろうなぁと思いました。

政府はどうしてもマイナンバーカードを普及したいんだろうなぁ。
時代には逆らえないと観念したよ(笑)
マイナンバーカードの申請方法は?
マイナンバーカードを申請する方法は下記の4つです。
1.スマートフォンによる申請 | 交付申請書のQRコードを読み込み申請用WEBサイトにアクセス。 画面にしたがって必要事項を入力の上、顔写真を添付し送信する。 |
2.パソコンによる申請 | 交付申請用のWEBサイトにアクセス。 画面にしたがって必要事項を入力し、顔写真を添付して送信する。 |
3.まちなかの証明写真機からの申請 | 証明写真機のタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択。 撮影用のお金を入れて、交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざす。 画面の案内にしたがって、必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信する。 |
4.郵便による申請 | 交付申請書の申請書氏名欄に名前を記入し顔写真を貼り付け。 送付用封筒に入れて郵便ポストに投函する。 |
マイナンバーカード交付申請書とは?

上記の通りどの申請方法でも「マイナンバーカード交付申請書」というのが必要になります。
これがそのマイナンバーカード交付申請書一式です。
我が家は1年半位前に郵送で届きました。

ひとり1通届くので、我が家は「僕・しま・娘ちゃん」の分3通届いたよ。
≪紛失してしまった場合は?≫
- こちらのサイトで書式をダウンロードして手書きでマイナンバー等を記載し郵送で申請する
- 「申請書ID」がわかればオンライン申請可能。
申請書IDは交付申請書と通知カードがついていた紙に記載してある。 - どちらもわからないようであればお住まいの市区町村窓口で無料で入手できる。

今回は私が実際に利用した「1.スマートフォンによる申請」についてご紹介していきますね。
スマホでマイナンバーカードを申請する方法

使うのは「マイナンバーカード交付申請のご案内」という書類。
裏返して一番右下の太枠で囲まれている「オンライン申請用QRコード」をスマホで読み込みます。

QRコードを読み取ると、申請書IDは自動的に入力され変更できないようになっています。
案内通りに、
- メール連絡用氏名
- メールアドレス
を入力し、次へ。

家族3人分を私が一人で手続きしたのだけど、メールアドレスは一つで大丈夫だったよ。
登録されたメールアドレス宛に通知される申請者専用WEBサイトにアクセスし、スマートフォンのカメラで撮影した顔写真を登録して次へ。

事前に撮っておいた写真でもいいし、その場で撮ってもいいよ。
「正面・無帽・無背景」を基準に顔がよく映るように撮影してね。

ニコ~~~~~♪

娘ちゃん、笑っちゃだめだよ~💦
恥ずかしいけど「真顔」でね!
- 生年月日 ※必須
- 電子証明書の発行希望 有無
- 氏名の点字表記希望 有無
等を入力し送信すれば申請完了です。

必要事項を入力し送信すると登録したメールアドレス宛に「申請が完了した」旨のメールが届くよ。
申請自体は簡単で一人10分もあれば終わるんじゃないかな?
マイナンバーカードを受け取りに行こう!
交付通知書(はがき)

カードの申請をしてから概ね1ヶ月以内に上記のような交付通知書というはがきが届きます。
我が家は1~2週間位で「一人1枚」届きました。
あとはこのはがきを含む下記の物を持って、はがきに記載のある交付場所名の施設に本人が取りに行きましょう!
- 交付通知書(はがき)
- 「通知カード」(令和2年5月以前に交付を受けている方)
- 本人確認書類(運転免許証)

子供の分は「法廷代理人である親」が代理で受け取れますが、子供と一緒に行かないと受け取れないよ。
子供の本人確認書類は「健康保険証」を使ったよ。
交付窓口での手続き
交付窓口では、以下の2つの暗証番号を設定(全部で①~④の4つですが、②③④は同じ暗証番号でもいいので)してからカードが交付されます。
①署名用電子証明書 | 英数字6 文字以上 16 文字以下 英字は大文字のAからZまで、数字は0から9までが利用でき、いずれも1つ以上が必要です。 | 氏名、住所、生年月日、性別の4情報が記載され、e-Taxの確定申告など電子文書を送信する際に使用。 |
③住民基本台帳 ④券面事項入力補助用 | ②利用者証明用電子証明書数字 4桁 ②③④同じ暗証番号の設定が可能 | ②はマイナポータルやコンビニ交付の利用時等、本人であることを証明する際にその手段として使用 |

大切な情報だから複数の暗証番号で管理しているそうだよ。
「暗証番号2つ登録したなー!」っていうのを覚えておけばOK。
設定した暗証番号の控えはもらえるよ。
暗証番号は行く前に考えておいた方が手続きはスムーズだとおもいます。
子供は①の設定はしません(実印に相当する為15歳以下は設定しない)。
手続きは以上です。3人で行って3人分手続きして所要時間は20分位だったと思います。
これがマイナンバーカード!
マイナンバーカードの特徴


これが実際に発行された私のマイナンバーカードです。

個人情報だらけなのでオレンジのマーカーでほぼかくしてしまっていて見にくくてすみません。。。
個人番号は裏面の氏名の上に記載されているのですが、この表面に記載の「性別」「臓器提供意思」と裏面記載の「個人番号」の項目は、下記の専用のフィルムをつけると隠せる仕組みになっています。

今後もし引っ越し等で住所が変更になった場合や氏名が変更になった場合等は写真表面の顔写真横のスペースに記載してもらうそうです。

このように通知カードとは違ってしっかりしたハード素材なので長期保管にはピッタリですね!

ここまでは発行して良かったなぁと思っていたのだけど、あまり皆さんには「発行をおすすめできないデメリット」もあるよ。
説明していくね。
マイナンバーカード有効期間について
あまり知られていないのですが、マイナンバーカードには3つの有効期間があります。

マイナンバーカードの有効期間は、発行の日から10回目の誕生日まで、また2つの電子証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日までです。ただし、20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期間については、容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5回目の誕生日としています。
署名用電子証明書は実印に相当するため、15歳未満の方については、住基カードにおける取扱いと同様に原則として発行しません。また、利用者証明用電子証明書を15歳未満の方に発行する際は、法定代理人がパスワードを設定することになります。
総務省HP(https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/03.html#koufu)より引用
更新時期になると「有効期限通知書」という物が届くのでそれを使って無料で更新ができるそうです。

マイナンバーカードと電子証明書の更新時期が違うので、それぞれ別々または一緒に届き、それぞれ別の手続きが必要だよ。
ややこしいね。
それぞれの更新方法については、また実際に更新手続きをした時にまとめたいと思います。
もし詳しい手続きが知りたい方は、地方公共団体情報システム機構HPやHP上にある有効期限通知書パンフレットを確認してみてくださいね。
まとめ
この記事では「マイナンバーカード発行方法/スマホでQRコードを読み取って申請しよう!」というテーマを紹介しました。
実際に手にしてみると、通知カードよりかなりしっかりとしたカードなので貴重品感が増し、交付してもらって良かったなぁと思っています!
ただやはりマイナンバーという大切な番号が記載されたカードなので、このカードを身分証明書として使用する為に普段持ち歩くのは危ないなぁとも感じますし、更新手続きが面倒ですね…。

身分証明書は今まで通り「運転免許証」か「健康保険証」でいいよね。
更新も通知書が来るけど忘れてしまいそうな気もする…
個人的には役所が遠いのでコンビニで住民票が取得できるのは便利かなと思うので、今度実際に証明書を発行してみます。
またせっかくなので「マイナポイントを取得する手続き」も行ってみようと思っています。
2022年6月30日追記:「コンビニのセブンイレブンで住民票を発行」してみました。

宜しければ参考にしてみてくださいね!

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