7月に入り今年も暑くなってきましたね。
近年は北海道でも猛暑日が増え”エアコン購入”を検討する方も増えているのではないでしょうか?
「北海道でエアコンを使ってみたいけど、電気代はどのくらいかかるのかな?」
「北海道では寒冷地仕様のエアコンじゃないとだめなのかな?」
「北海道で寒冷地仕様じゃないエアコンでも暖房は使えるのかな?」
この記事では2018年3月に札幌の新築戸建に引っ越しした年の夏にすぐ、
”寒冷地仕様ではない普通のエアコンを設置”した私が4年使用して感じたメリット・デメリットを紹介します。

我が家は”普通のエアコン”で充分!
買って正解の家電だったよ。
もうエアコンがないと生きていけない💦

普通のエアコンでも冷房はもちろん
”補助暖房”としても優秀だよ。
では行ってみよう!
- 北海道でエアコンの購入を検討している人
- 北海道で”寒冷地用じゃないエアコン”を使用した時の電気代が気になる人

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(@kajitaimu)
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北海道なのに
“寒冷地仕様じゃないエアコン”を購入した理由

まずは我が家のプロフィールを紹介します。
【木造2階建分譲住宅の我が家】
- 築年は2017年12月
- 建坪36坪・木造2階建て・4LDK(LD13畳・K3.8畳・主寝室8畳・洋室3部屋各6畳)
- 南側リビングに吹き抜けあり
- リビングは6畳洋室と隣接(常時開放)
- 真冬の暖房はガスセントラル暖房で各部屋にパネルヒーターが設置

札幌の田舎にある小さくてかわいいマイホームだよ。
我が家はみんな暑がりなので、家を購入してすぐにエアコンを購入する事は決めていました。
≪エアコン購入条件≫
- 買う時期は前年度モデルが安く買える5月のゴールデンウィーク頃
- 予算は200,000円まで
- 吹き抜けがあるので少し大きめでもちゃんと冷える物
いざエアコンについて調べ始めると聞きなれないワードが。

“寒冷地仕様エアコン“って何だろう……?

北海道で設置するなら”寒冷地仕様エアコン“じゃないとダメなのかな?
“寒冷地仕様”と”普通”のエアコン何が違うの?

寒冷地仕様エアコンと普通のエアコン大きな違いは室外機にあります。
寒冷地仕様エアコン
\室外機の特徴/
- ① 面積の大きい熱交換機を搭載
-
冷媒(空気の中にある「熱」を運ぶガス)を素早く高温にする
- ② 1~2ランク上の高性能なコンプレッサーを装備
-
一般地よりも外気温が低いのでよりパワフルに冷媒を圧縮して空気を暖める事ができる。
- ③ 霜・雪・凍結対策済み
-
凍結防止ヒーターや雪吹込み低減の為のファンを設置
札幌ならどちらを選べばいい?
“普通のエアコン”と”寒冷地使用エアコン”の2つエアコンのどちらを選べばいいのか?
目安は“-10℃以下になる地域かどうか?“だといわれています。

じゃあ札幌の最低気温は何度位なのかな?

上記は気象庁HPより、札幌市の「1991年~2020年までの月別の最低気温と最高気温の平均値」部分を抜粋した物です。
これを参考にすると札幌市で一番「最低気温が低い」のは1月の-6.4℃となっています。

それなら”寒冷地仕様エアコン”じゃなくても大丈夫だね!

でもこれは”平均”だから、
実際には-10℃以下になる日も年に何日かはあったよね。
そのため一般的なエアコン比較サイトでは札幌市の場合”寒冷地仕様エアコン”を選ぶよう案内されているサイトが多いです。
ただ私が家電量販店で店員さんに聞いてみると、ネット上とは違い“普通のエアコン”を選ぶ人も多いとの事でした。

我が家も
“普通のエアコン”を選んだよ。
“普通のエアコン”を選んだ理由は?

我が家が普通のエアコンを選んだ理由は下記の2つです。
普通のエアコン
\選んだ理由は2つ/
- 冬季間のメイン暖房は”ガスセントラル暖房”を使うから
- 寒冷地仕様エアコンの方が高かったから
冬季間の暖房は”ガスセントラル暖房”を使うから

我が家は新築分譲戸建だったので新品の”ガスセントラル暖房”が最初からついていました。
そのため雪が降ってからはこの暖房設備を使うことに決めていたので、真冬にエアコン暖房を使うことはないだろうと考え”普通のエアコン”を選びました。

ある設備は使わないともったいないよね。

寒冷地仕様エアコンの方が高かったから
価格がそんなに変わらなければガスセントラル暖房のガス代が高かった時の事を考え寒冷地仕様エアコンにしようかとも考えましたが、だいたい1.5倍位は高くなる印象でした。
普通のエアコンが20万円位で買えるとすると、寒冷地仕様エアコンは30万円位します。
これを高いとみるか安いとみるか……ですが、我が家は高いと判断しました。

高い買い物だから我が家は
補償がしっかりしている実店舗で購入したよ。

だけど比較するとネットショップの方が値段は安かったよね。
私達が購入した時よりも価格が高騰しているので、これから購入される方はネットで購入して別途取付業者を手配する方がトータルで安く済むかもしれません。
【ネットで購入する場合は下調べをきちんとしましょう!】
特に大型のエアコンは200V対応の専用コンセントじゃないと使えないタイプがほとんどです。
(我が家のエアコンも200V専用です)
200Vの専用コンセントがついていない場合、コンセントの増設工事が必要となり、
現地状況にもよりますが下記のような作業や変更手続きも出てきます。
- 分電盤の交換
- アンペア数の変更

もちろん有料だよ💦
「想定よりも金額がかかってしまった!」
とならないために、きちんと調べてから購入するようにしましょうね!
エアコン取付業者は
「くらしのマーケット」で探そう!

くらしのマーケットを使うと
かゆい所に手の届くサービスを簡単に予約できるよ!
\依頼できるサービスの一例/
- ハウスクリーニング、家事代行
- 不用品回収、引越し、ゴミ屋敷清掃
- エアコンの取付、撤去
- 庭木の剪定
- 害虫・害獣駆除
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しかも格安✨
\くらしのマーケットのメリット/
- 事前に料金がわかる!
- 口コミで信頼できる店舗が探せる!
- 最大10万円の保証サービス
\手配前に比べてみて/
くらしのマーケットのエアコン取付業者の中には事前に家の間取りを確認してくれて、適切なサイズのエアコンを選定してもらえる業者もありますよ。

それは量販店にはない強みだね!
量販店だとほとんどの店が購入前に家には来てもらえないもんね。
⇒”暮らしのマーケット”でエアコンクリーニングを格安で頼んでみた話(準備中)
我が家が購入した”寒冷地仕様じゃない”エアコンは
“HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)“

我が家が購入したのは
“HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)“というモデルです。
木造24㎡対応の少し大きめタイプを購入し木造南向きリビングに設置しました。
大きめなエアコンを購入した理由はLDK16.8畳の真上が6畳位の吹き抜けとなっており、さらに横に6畳の洋室がくっついている為です。
通常の18畳タイプだとよく冷えない可能性があるとのことでこのサイズにしました。

全部を1部屋だと考えると28.8畳になるからね~💦

我が家の型番は廃盤になっているようでこれが後続モデル。
購入費用は22万円でおつりが出る位で、ポイント還元など考えるとなんとか予算の20万円に収まりました。

家電量販店で購入後、まず工事業者の現地調査があるよ。
現地調査で最低限のオプション料金として”エアコンの配管カバー代”が3,000円位かかり、”専用のエアコン設置台”などもつけると更に追加で20,000円位かかります。

ブロック2段積んだ上に置いていますが充分です
5月のゴールデンウィークに購入したので、設置工事も5月中にお願いできました。
7月8月頃の購入だと取付は秋頃になってしまうので早めに検討しましょうね!
“寒冷地仕様じゃない”エアコン
「HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)」の冷房使用感は冷えすぎ注意💦

まずは実際の冷房使用感を紹介していきますね。

“普通のエアコン”冷房の使用感は?
まずは真夏のエアコン冷房についてですが、1階部分は”寒すぎる”くらい冷えます!
北海道の近年の一軒家は高断熱高気密の家なので熱がこもりやすいです。
外が晴天で外気温28℃にもなると家の中は30℃を超えてきます。

暑がり家族なので外気温28℃を超えたら
ついポチッとエアコンをつけちゃってるよ。
反面エアコンをつけるとこの高断熱高気密の構造が生きるのかエアコンの効きはとても良いと感じます。
外気温が30℃超えの猛暑日でも、エアコン26℃設定で実際の室温は24℃となり寒すぎる位です💧
正直オーバースペックだったかなぁとも思っていますので冷房のみが目的の方は少し小さめでも充分ではないかなぁと思います。

いい意味でも悪い意味でも”高断熱高気密”だよね。
1Fリビングの大型エアコン1台で”全館冷房”は厳しい!
私の思惑のこれ1台で”全館冷房”は厳しいですね。
2階は吹き抜けに面して2つの洋室と、リビングから一番遠い寝室の3部屋があります。
吹き抜けに面した2部屋の洋室はそれなりに涼しくなるのですが、寝室までは冷気は届きませんでした。


検証時はリビング階段下にサーキュレーターを置き、
階段から風量MAXで2階に風を送ってみたよ。
\サーキュレーターはコレ!/

たとえば1階が24℃と寒い位の室温にしても、2階の寝室は29℃でだいたい5℃位の温度差がありました。
ただ良かった事が一つ。
それは家全体を締め切ってエアコンを使うと家全体の湿度が下がること。
同じ28℃でも湿度70%と50%じゃ快適度が全然違います。
そのためエアコンを使う時は、家全部の窓を締め切りサーキュレーターを併用し2階にも空気を送り、せめて湿度だけでも下げるように工夫して使っています。

もしお金に余裕があれば寝室にもエアコンつけたいよね。
と旦那ちゃんは言っていますが、北海道では夜寝苦しい位暑いのは1週間あるかないか位なので、私はいらないんじゃないかなぁと思っています。

2階にエアコンを設置する場合オプション料金がかかるから、今のエアコンが壊れてしまった時にでも考えようかと思います。
“寒冷地仕様じゃない”エアコン
「HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)」の暖房機能は補助暖房として優秀!
問題の北海道札幌市での普通のエアコンの暖房能力についてです。まずは説明書を見てください。

…ですと?

えっ?!これ”寒冷地仕様エアコン”じゃないんだよね?
“外気温-20℃~21℃の範囲でお使いください“って書いてない?
これは我が家が購入した”普通のエアコン“の説明書に書いてある文言です。
なんと“普通のエアコン”でも-20℃まで使えるんですよ!
さらに便利な使い方として下記のようなモードもあります。


「これは実際に使ってみたい!」
ということで燃料費高騰が始まった2021年秋から初冬まで、実験を兼ねて”エアコン暖房をメイン”に使ってみました。

暖まるのは”エアコンのあるリビング”だけなので、
夜寝るのに寒い時は”ガスセントラル暖房”を使っていたよ。
【2022.9月追記】
北海道で普通のエアコン暖房をメイン暖房として使ってみた時の事は
別の記事でもう少し詳しく執筆しました。
よろしければこちらをご覧くださいね!
⇒ガスセントラル暖房とエアコン暖房を併用したら暖房代は節約できるのか?

“普通のエアコン”暖房の使用感は?
北海道札幌市の冬でも使えるの?
結論から言うと寒冷地仕様のエアコンじゃなくても”雪が積もる前の11月末頃”までなら使えます!
気温にして5度位まで。
それ以上寒くなると部屋の温度計は22℃を指しているのに、
「暖房使ってるのになんか寒い~💦」と始終感じていました。
これはエアコン暖房特有の
“霜(しも)とり運転中、暖房が止まっている“のが原因でした。


“しも”ってなぁに?
≪エアコンの”霜(しも)取り機能”とは?≫

”霜(しも)”とは空気中の水蒸気が結露して凍った氷の事。
エアコン暖房は室外機から外に冷たい風を吹き出します。
それにより室外機内部の熱交換機が冷やされ、熱交換器に触れた空気中の水蒸気が凍って”霜”となり熱交換器に付着します。
”霜”はエアコン故障の原因となる為、故障を防ぐ為に「霜とり運転」の機能がついているんですね。
説明書によると暖房停止時間は5~10分間、なんと最大で22分間も止まってしまうそうです。
また室外機が雪に埋まってしまうとエアコン故障の原因となってしまうため、積雪後も使い続けたい場合は室外機の周りの除雪が必須です。

“寒冷地仕様エアコン”はこの辺が優秀なんだろうね!
【普通のエアコン暖房】
補助暖房としては優秀!

就寝時も暖房を使わないと寒くなってきたら”ガスセントラル暖房”に切り替えた方が寒くないし快適です。
ただ”ガスセントラル暖房”は家全体を暖める暖房器具なので、家族が全員リビングにいる時などはもったいないなぁと思っていたんですよね。
実際にエアコン暖房を使ってみて春や秋などの”ガスセントラル暖房を使うまでもない時”の補助暖房としてエアコン暖房はとても優秀だと感じます。

我が家も春と秋の
「ちょっと寒いかな?」という時は
“エアコン暖房”を便利に使っているよ。

“寒冷地仕様じゃない”エアコン
「HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)」のエアコン使用時の電気代は?
あなたが気になるエアコン使用時の電気代については私の家計簿のデータを乗せたいと思います。

あらゆる空調家電を使わない場合
我が家の電気使用料は約200kWh、電気代は6,000円~7,000円位となります。
11月後半~3月頃までは”ガスセントラル暖房”と”屋根のドレンヒーター”使用分の電気代がかかっています。
※屋根のドレンヒーターとは?
「無落雪屋根」の排水管についている雪解け水が凍結しないように温める機械の事。
水が凍る気温まで下がる11月後半~3月前半位まではスイッチはONにしておきます。
だいたい毎月3,000円位の電気代がかかっています💧

ただこの家に暮らすだけでかかるお金だね。

では、エアコン使用時の電気代は?
”エアコン冷房”と”エアコン暖房”に分けてみたよ。
【エアコン冷房】
使用時の電気代は?

この表で言うとエアコン冷房使用期間はだいたい8月~9月です。
“エアコン冷房”を使うとひと月で約50~80kwh位の使用料、
電気代だと月2,000円~3,000円位となります。
2021年の8月のみ飛び抜けて使用料が多いのですが、ちょうど記録的猛暑が続いた期間で毎日エアコンを朝から晩までつけていました。

毎日北海道とは思えない位の猛暑だったので
「エアコンがあって本当に良かった!」と心から思ったよ!
【エアコン暖房】
使用時の電気代は?

我が家が”エアコン暖房だけを使う”時期は初春と秋の2回あります。
\エアコン暖房だけ使うのは初春と秋の2回/
- 3月下旬~5月中旬頃
- 9月中旬~11月中旬頃
エアコン暖房だけを使う月の我が家の電気使用量は約230~350kWh、電気料金は7,000円~12,000円位となります。
これを先ほどの通常時の電気代を使って計算すると、
エアコン暖房使用時、
電気使用量は約30~150kWH、
電気料金は約1,000円~5,000円くらいかかっている事がわかります。
2021年11月と12月の使用料が多いのは、燃料費高騰により実験でガスセントラル暖房の使用を控えエアコン暖房に頼っていた為です。
節約の為でしたが結果はあまり変わらず寒いだけでした。

今年は寒くなったらしっかり”ガスセントラル暖房”に切り替えます!
\詳しくはこちらの記事を見てくださいね!/


“寒冷地仕様じゃない”エアコン
「HITACHI 白くまくん(RAS-X56G2)」は冷房はもちろん補助暖房に最適!
この記事では
「北海道でエアコンはいらない?”寒冷地仕様じゃない”モデルを4年使ってみた本音」について記事を執筆しました。
“寒冷地仕様じゃない普通のエアコン”とは?
- メイン暖房じゃなく、春先や秋頃の”補助暖房”としてならとても優秀!
- 冷房は効きすぎる位。冷房のみ使いたいなら少し小さめでもOK!
- 冷房使用時の電気代は月2,000円~3,000円位。
- 暖房使用時の電気代は月1,000円~5,000円位。
(※電気代は我が家の使用環境による物です。)
新築戸建でエアコン購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

個人的には「買って正解!」の家電でしたよ。

この結果はきちんと電気代対策をしてから検証した物ですので、
電力会社の見直しがまだの方は、
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