この記事は氷上ワカサギ釣りで氷の穴開けに使うアイスドリルの選び方や初心者におすすめのアイスドリル、さらにちょっとマニアックなアイスドリルの電動化方法について紹介しています。
アイスドリルは同じように見えて実は刃の形やドリルの形状など細かい部分で違いがあります。
「安いならどんなアイスドリルでもいいや!」と購入してから後悔したのが私です…。
初めてアイスドリルを選ぶなら曲刃&折り畳み式がおすすめですが、どんなドリルが自分に合うかはこの記事を読んでしっかり検討してから選んでくださいね。
おすすめアイスドリルはコレ!
\氷上ワカサギ釣り歴5年以上/
- 冬の趣味は札幌近郊”氷上ワカサギ釣り“
- 初心者向けに家族で楽しむ氷上ワカサギ釣りの始め方を紹介
- 実際に使用・体験した
“濃くて深いレビュー記事“が自慢✨
ワカサギ用アイスドリルは電動か手動の2種類|
初心者は安い手動で充分!
氷上ワカサギ釣りで使用するアイスドリルには大きく分けて電動と手動の2種類があります。
電動アイスドリルは手動ドリルを工具用電動ドライバーを使って穴を開けれるように改造したもので改造には次の3つの道具が必要です。
- アイスドリル 1万~
- 電動ドライバー 3万~5万位
- 本体・バッテリー・バッテリー充電器
- ワカサギドリルアタッチメント(アダプター) 1万~
電動アイスドリル化は安く抑えても5万円くらいかかってしまうので、初心者の方はまずは手動アイスドリルを使い必要に応じて電動化するのが一般的です。
>>アイスドリルの電動化についてはこちらで詳しく紹介しています。
電動用アイスドリルも登場!
K-DRILLって?
2023年、氷上ワカサギ釣り業界を震撼させたアイスドリルがあるんですがそれがホンデックスから限定発売されているK-DRILL。
このドリルは最初から電動ドライバー専用ドリルとして作られた製品なんです。
本場のアメリカで作られたアイスドリルで軽さと氷の削りやすさが抜群なのが特徴。
ドリルの上にはフロートがついているので、万が一ドリルから外れてしまっても沈まない安心設計となっています。
ワカサギ釣りのプロ、平久江名人も納得の名品だそうですよ♪
アイスドリル選びのポイント|
曲刃と折り畳み式の良さって何?
氷上ワカサギ釣り用のアイスドリルを選ぶ際の重要なポイントは刃の種類とドリルの形状です。
曲刃&折り畳み式を選ぶのがおすすめですよ。
アイスドリルの刃は2種類|
平刃より曲刃がおすすめ
まず刃の種類について。
アイスドリルには「平刃」と「曲刃」の2種類があります。
- 平刃
- 刃が平行
- 体重をしっかり乗せながら氷を削るので少し力が必要
- 価格が安い
- 曲刃
- 刃が三角形
- 回すだけで氷に刃が喰い込むように削れるのでスムーズに穴を開けやすい
- 価格が高い
初心者には少し価格が高くても使いやすい曲刃をおすすめします。
ただ私はダイワの平刃のアイスドリルを使っているんですが、
「穴を開けれなかった」なんてことは一度もないんですよ。
なので少しでも価格を抑えたいなら平刃のアイスドリルを、削りやすさを重視するなら曲刃のアイスドリル選びましょうね。
削りやすさの違いは湖など氷の密度が高いフィールドで感じやすいのでメインのフィールドで判断するのも◎。
折り畳めるアイスドリルが便利
ワカサギ釣り用のアイスドリルには折り畳めるタイプがあるのですが、これから新しくアイスドリルを購入する人にはこの折り畳み式をおすすめします。
アイスドリルは組み立てた状態だと結構長くて1m以上あるんですよね。
なので車の大きさによっては積載しにくいので折りたたんで半分にしたいなぁと思う人も多いはず。
折り畳みできないタイプでもネジを取って2つに解体すれば約半分の長さにはできます。
ただ氷上で組み立てようとするとパイプの穴の中に雪が入ってしまったり、手がかじかんでしまいうまくネジを差し込めないことがありちょっと手間取ります💦
結果我が家はほぼ解体せず組み立てた状態のまま持ち運んでいますが、折り畳めた方が持ち運びする時には便利だろうなと思っています。
買い換えるなら折り畳み式が良いけど、なかなか壊れないだろうな…。
アイスドリルのおすすめ品は?6つのアイスドリルを紹介
ここからはどのアイスドリルを選ぶべきか悩んでいるあなたの為に性能や使いやすさ、価格を考慮して6つのアイスドリルを厳選して紹介します。
商品名 | Amazon 参考価格 (2024年1月現在) | 全長 | 仕舞寸法 | 重さ | 刃の形状 | 折りたたみ 機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
プロックス アイスドリル マイクロ15 | 9,345円(税込) | (5段階調整) | 約105~140cm約64cm | 約2.8kg | 曲刃 | あり |
プロックス アイスドリル 14.8cmロングフィン | 10,120円(税込) | (5段階調整) | 約142~175cm約102cm | 約3.5kg | 曲刃 | あり |
ダイワ アイスドリル レギュラー FL15C(Y) | 11,004円(税込) | (5段階調整) | 約132~172cm約85cm | 約3.0kg | 曲刃 | あり |
ダイワ アイスドリル レギュラー ST15F(Y) | 9,134(税込) | 約128~148cm (3段階調整) | 約128cm | 約2.5kg | 平刃 | なし |
I・STYLE アイスドリル CTI-25851 | 10,272円(税込) | ~約160cm | 約92cm | 約3.3kg | 曲刃 | あり |
I・STYLE アイスドリル CTI-25911 | 11,480円(税込) | ~ | 約175cm約103cm | 約3.65kg | 曲刃 | あり |
商品名をクリックすると詳細に飛べます!
プロックス(Prox)
アイスドリルマイクロ15【曲刃・折りたたみ式】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | 約105cm~140cm (5段階調整) |
仕舞寸法 | 約64cm |
重さ | 約2.8kg |
刃の形状 | 曲刃 |
折りたたみ機能 | あり |
プロックスのアイスドリルマイクロ15は持ち運びに便利なショートモデルのアイスドリルで、1.05m~1.4mまで5段階長さ調節ができます。
また折りたたみ式アイスドリルの中でも最もコンパクトに収納できるのが特徴です。
全長も短いので氷圧がそこまで厚くならないフィールド向けですね。
プロックス(PROX)
アイスドリル14.8cmロングフィン【曲刃・折りたたみ式】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | 約142cm~175cm (5段階調整) |
仕舞寸法 | 約102cm |
重さ | 約3.5kg |
刃の形状 | 曲刃 |
折りたたみ機能 | あり |
プロックスのアイスドリル14.8cmロングフィンは厚い氷でも削りやすい75cmのロングフィンが特徴。
アイスドリルの長さは約142cm~175cmまでの5段階で調節できますが、折りたたみ機構があるので収納や持ち運びもしやすいですね。
積雪の多い地域や氷の厚さが厚いフィールドだとこのタイプが安心ですね。
朱鞠内湖など積雪の多い地域では、このくらいの長さがあっても足りない事があるので延長アダプターなども用意しておくとより安心です。
延長アダプター
プロックス
アイスドリル用替刃
ダイワ(DAIWA)
アイスドリル レギュラー FL15C(Y)【曲刃・折りたたみ式】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | 132~172cm (5段階調整) |
仕舞寸法 | 85cm |
重さ | 約3.0kg |
刃の形状 | 曲刃 |
折りたたみ機能 | あり |
ダイワ(DAIWA)アイスドリル レギュラーFL15C(Y)は、5段階の長さ調整ができ最大氷厚120cmまで対応可能です。
氷を削りやすい曲刃仕様かつ折りたたみが可能なの仕舞寸法が85cmとコンパクトになるので釣り場まで運びやすいそうです。
私のイチオシのアイスドリルはこれです!
長さもそれなりにあり、仕舞寸法もそれなりに小さいちょうど良いドリルなんですね!
ダイワ(DAIWA)
アイスドリルレギュラー ST15F(Y)【平刃・折りたためない】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | 128cm~148cm 3段階調整 |
仕舞寸法 | 128cm |
重さ | 約2.5kg |
刃の形状 | 平刃 |
折りたたみ機能 | なし |
ダイワ(DAIWA)アイスドリルレギュラーST15F(Y)は今回紹介する中で唯一の平刃仕様のアイスドリルです。
FL15C(Y)よりも30cm程度短く、最大氷厚90cmまで&3段階の長さ調整のみで折りたためない…なんて一見デメリットだらけに見えますよね。
ただ構造がシンプルで長さも短い分、約2.5kgという軽さと価格の安さが魅力です。
我が家はこのドリルを使っています。
札幌近郊の釣り場で穴が開けられなくて困ったことはないですよ。
ダイワ製品には専用の延長アダプターや替刃がありますので、必要に応じてカスタマイズやメンテナンスができるのは便利ですね♪
ダイワの延長アダプターはFL15C(Y)・ST15F(Y)のどちらのドリルでも共通ですが、替ブレードはそれぞれの専用品となっていますので注意してくださいね!
ダイワ専用
延長アダプター
ダイワ FL15C(Y)専用
替ブレード 曲刃
ダイワ ST15F(Y)専用
替ブレード 平刃
I・STYLE
ワカサギアイスドリル CTI-25851【曲刃・折りたたみ式】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | ~160cm (4段階調節) |
仕舞寸法 | 約92cm |
重さ | 約3.3kg |
刃の形状 | 曲刃 |
折りたたみ機能 | あり |
I・STYLE ワカサギアイスドリル CTI-25851は最大全長が約160cmで4段階の長さ調節が可能です。
オレンジカラーの本体が特徴で曲刃を採用しており切れ味が抜群!
長さや軽さなど秀でた特徴はないのですがいい意味で普通に使えるドリルです。
札幌のDCMで売っているのはこのメーカーですね。
I・STYLE
ワカサギアイスドリル CTI-25911【曲刃・折りたたみ式】
項目 | 詳細情報 |
---|---|
全長 | ~約175cm (4段階調節) |
仕舞寸法 | 約103cm |
重さ | 3.65kg |
刃形状 | 曲刃 |
折りたたみ機能 | あり |
I・STYLE ワカサギアイスドリル CTI-25911は全長約175cmで4段階の長さ調節が可能。
レッドカラーの本体が特徴で曲刃を採用しており女性や子供でも氷を削りやすいです。
先ほどのCTI-25851との違いは全長が15cm長いのでより氷圧の厚い場所でも穴が開けられる事ですね。
その分、仕舞寸法と重さが重いのがデメリットです。
I・STYLEにも共通の替刃が売っていますので、刃こぼれ等しても刃を交換することで長く使えますよ。
I・STYLE専用
アイスドリル 替え刃
【おまけ】フィッシュランドオリジナルアイスドリル
北海道の釣具店で有名なフィッシュランドには2種類のオリジナルワカサギドリルが売っています。
- 平刃(青いドリル)
- 曲刃(黒いドリル)
どちらも折りたたみ式でケースつきなのが嬉しいところ。
ネット上よりもお得に購入できるかもしれませんのでぜひ店頭をチェックしてみてくださいね♪
アイスドリルの電動化|
おすすめ電動ドリルとアダプターは「マキタ×プロックス」が鉄板
「アイスドリルを電動化するって難しそう…」と思っていませんか?
実はそれほど難しいことではないんですよ。
さっそく具体的な方法を紹介しますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
ワカサギ用アイスドリルの電動化に必要な物は、アイスドリル以外には次の2つです。
- 電動ドライバー
- 本体
- バッテリー
- 充電器
- ワカサギドリルアタッチメント(アダプター)
もし手持ちの電動ドライバーもアダプターもなく、新しく用意するならマキタDF458DZ×プロックスアイスドリル電動用ベアリングアダプターが鉄板の組み合わせです。
おすすめ電動ドライバー|
マキタ(makita)DF458DZ 充電式ドライバドリル
まず電動ドライバーはマキタ(Makita)DF458DZがおすすめです。
…というか、アイスドリルを電動ドリル化するために電動ドライバーを買う人の90%はこの型を購入しているのではないでしょうか。
のちほど詳しく解説しますが、アイスドリル化するには硬い氷に穴を開けれるくらいパワーのある電動ドライバーというのが必須条件。
この位パワーのある電動ドライバーは高価になりがちなのですが、一番安価で安定感と実績のある製品がマキタ(Makita)DF458DZなんです。
マキタ(Makita)DF458DZはサイドハンドルがついているので安定感があるのも評価されているポイントです。
Amazonなどでは中華製の電動ドライバーで表記上はパワーのある製品もたくさんあります。
でも実際使ってみると
「そこまで力がなかった…」という粗悪品も少なくないんですよね。
安いからと中華製の製品の中で当たりを探すよりは、比較的リーズナブルで間違いのない実績のある製品を買う方が結果安く済むのではないでしょうか。
マキタ(Makita)DF458DZは本体のみの製品と、本体+バッテリー2本+充電器+ケースがセットになったDF458DRGXの2種類販売されています。
型番 | 付属品 | Amazon参考価格 (2024年2月現在) |
---|---|---|
DF458DRGX | 本体 バッテリー(BL1860B) 充電器(DC18RC) ケース | 56,113円(税込) Amazon 楽天 Yahoo |
DF458DZ | 本体のみ | 16,939円(税込) Amazon 楽天 Yahoo |
バッテリーと充電器込みだと正直高い…。
DF458DZを安く購入したいなら、本体とバッテリー、充電器を別々で購入するのがおすすめです。
DF458DRGXはBL1860Bという6.0Wのバッテリーが2個付属するのですが、バッテリー1つでも氷に10個穴あけして余裕の残量です。
なのでバッテリー1つ節約するだけでも1万円位安くなります。
また充電器は中古品がメルカリで安く売られているのでそれを探してもいいですね。
楽天市場では
「バッテリーを1つだけにしたセット」や
「本体とケースだけ」などお店独自のセットが販売されています。
おすすめドリルアタッチメント|
プロックス(PROX) アイスドリル電動用ベアリングアダプターIV
ワカサギドリルアタッチメントはプロックス(PROX)のアイスドリル電動用ベアリングアダプターIVがおすすめです。
…というか90%以上のユーザーがこれを使っているはずです。
プロックス(PROX)のアイスドリル電動用ベアリングアダプターIVは、このシリーズの3回目のリニューアル商品で新形状の脱落防止機構を備えています。
落下防止バーには凍結しにくいEVAカバーが付いており安全性も向上。
さらに強度の高いニッケルクロムモリブデン鋼を使用しており耐久性にも優れています。
プロックス(PROX)のアイスドリル電動用ベアリングアダプターIVはショート、ロング、スーパーロングの3種類がありますので自分のアイスドリルや釣り場の氷圧に合わせて選びましょう。
ショート PX0234S | ロング PX0234L | スーパーロング PX0234SL | |
---|---|---|---|
Amazon 参考価格 (2024.1月現在) | 4,956円(税込) Amazon 楽天 Yahoo | 9,806円(税込) Amazon 楽天 Yahoo | 13,365円(税込) Amazon 楽天 Yahoo |
全長 (mm) | 114.5 | 514.5 | 714.5 |
シャフト長 (mm) | 55.5 | 455.5 | 655.5 |
シャフト径 (mm) | 約17.8 | ||
チャック部 適合径 (mm) | |||
標準自重 (kg) | 0.55 | 1.3 | 1.7 |
本体材質 | ニッケルクロムモリブデン鋼(SNCM439) |
万能なロングが人気です。
ワカサギドリル電動化のための電動ドライバーの選び方は?
ここで
「手持ちの電動ドライバーを電動アイスドリル化に使えないのかな?」とお悩みの方のために、電動ドライバー選びのポイントもお伝えします。
大切なのは次の4つ。
- ワカサギドリル用アダプターにあうチャック径か?
- トルク(ドリルパワー)は70N・m以上あるか?
- サイドハンドルがあるか?
- 駆動方式はバッテリーか
ポイント①|
ワカサギドリル用アダプターにあうチャック径か?
まず大切なのは、ワカサギドリル用のアダプターに合うチャック径を持つ電動ドライバーを選ぶこと。
プロックス(PROX)のアイスドリル電動用ベアリングアダプターには10mmのチャック径が対応しています。
ポイント②|
電動ドライバーのトルクは70N・m以上あるか?
電動ドライバーを使ってネジを締める際にかける力のことをトルクと言います。
トルクは「ニュートンメートル(N・m)」などの単位で表されこの値が大きいほどより強い回転力を発揮することができます。
氷上ワカサギ釣りでは70N・m以上のトルクが必要と言われています。
ポイント③|
サイドハンドルがあるか?
ワカサギ釣り用のドリルはサイドハンドルがあるものの方がベストです。
電動ドリルで穴を開けると、そのパワーに負けて斜めに穴が開いてしまうことが多いんですよね。
サイドハンドルがあると力を均等に加えやすくなるので操作性が増し、氷に対してキレイに直角に穴を開けやすくなります。
サイドハンドルに水平器を付けると更に開けやすいです♪
ポイント④|
駆動方式はバッテリーか?
電動アイスドリル用の電動ドライバーはバッテリー駆動の製品が便利です。
コードがない方が氷上で場所を選ばずに使えるからです。
バッテリーの容量も寒さで本来の残量よりも少なくなることを見越して余裕のある物が良いですね。
アイスドリルを電動化すれば氷上ワカサギ釣り後半の分厚い氷でも簡単に穴を開けられます。
- 糠平湖やかなやま湖など氷の密度が高い&氷厚のあるフィールドがメイン釣り場の方
- 魚探でより釣れやすい場所を探すのが好きな方
- 釣ったワカサギでサクラマスなどを狙う方
こんなふうに氷の穴あけをたくさんする人には電動アイスドリルはおすすめです!
電動アイスドリルの使い方と注意点
最後に電動アイスドリルの使い方を紹介します。
電動アイスドリル使用する際にはいくつか注意点があるので、ポイントを抑えて安全に釣りを楽しみましょうね!
- 電動ドライバーの設定はドリルモードにする
- 最低速度に設定する
- 最初はゆっくり、徐々に早く
注意点①|
電動ドライバーの設定はドリルモードにする
まずドライバーの設定は手動で一定のトルクをかけ続ける設定にしましょう。
例えばマキタの電動ドライバーならドリルモードにあたります。
マキタの電動ドライバーにはドリルモードとネジ締めモードがありますが、ネジ締めモードで氷の穴あけをしようとするとトルクが自動調整されてしまい氷を削れないんです。
さらにインパクトドライバーの場合は打撃が加わることでドリルやドリルアダプターが壊れてしまう恐れがあります。
実際にアダプターが壊れてしまった人を知ってます…
注意点②|
最低速度に設定する
ドリルの速度設定は「1」など最低速度に設定しましょう。
これは氷に対してトルクを最大にかける為です。
例えばおすすめのマキタの電動ドライバーマキタ(Makita)DF458Dは最大トルクが84N・mです。
しかし速度を上げてしまうとこのトルクのパワーを最大限に生かせなくなり、上手に穴あけできない可能性があります。
早いからいいというわけじゃないんだね。
注意点④|
最初はゆっくり、徐々に早く
電動ドリルで穴をあけ始める時は最初はゆっくりとドリルを回し、徐々に速度を上げていきましょう。
ゆっくり回し始めることでドリルの先端が氷にしっかりと食い込みその後安定して穴をあけることができますよ。
氷に穴あけできるほどのパワーのあるドリルは、一気に回すとドリルパワーに負けて斜めになりやすいので気を付けましょうね。
ワカサギ釣り用アイスドリルおすすめ、選び方と電動化のまとめ
この記事では「ワカサギ用アイスドリルのおすすめは?選び方のポイントから電動化まで徹底解説!」というテーマで氷の穴あけに必須のアイスドリルの選び方から電動化の流れまで詳しく紹介しました。
- アイスドリルは曲刃の方が氷を削りやすい
- アイスドリルは折りたたみ式の方がコンパクトになるので持ち運びがラク
- アイスドリルの電動化には「アイスドリル」「電動ドライバー」「ワカサギドリル用アダプター」の3つが必要
- 電動ドライバーとワカサギドリル用アダプターは「マキタ×プロックス」が鉄板
- アイスドリル化用の電動ドライバーの条件は「チャック径が10mmに対応したもの」「トルクが70N・m以上」「サイドハンドル付き」「バッテリー駆動の物を選ぶ」の4つ
- 電動アイスドリルの使い方の注意点は「設定はドリルモードにする」「速度は最低速度」「最初はゆっくり、徐々に早く」の3点
アイスドリルは同じように見えて細かな違いが多かったのではないでしょうか?
またアイスドリルの電動化は難しそうに見えて意外と簡単なんです。
コストはかかりますが、電動ドリル1つあるだけで釣り始めのテンションがかなり違います。
是非チャレンジしてみてくださいね。
▼氷上ワカサギ釣りの道具は以下の記事にまとめていますので、良ければ見てくださいね。
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